燃ゆる感動かごしま国体レポート

10月8日、鹿児島県で開催された第76回国民体育大会のトライアスロン競技が終了しました。成年女子と成年男子の決勝は、それぞれ8時と11時30分にスタートしました。気温は30℃を超える暑さとなり、選手たちは水泳、自転車、ランニングの3種目に挑戦しました。

成年女子の部

成年女子では、大分県代表の小野梨花選手と西出夏奈子選手が見事な走りを見せました。

小野選手は水泳で10番手につけ、自転車では10名以上の集団に食らいつきました。自転車コースは5kmを8周するもので、急な坂があって非常にタフでした。しかし、小野選手は力強く走り切り、ランニングに移りました。ランニングでは左足の痛みを感じながらも、大分県では過去最高の順位を目指して走りました。最終的には36位でゴールし、自己ベストを更新しました。

西出選手も水泳で好位置につけ、自転車では小野選手と同じ集団に入りました。ランニングでは軽快な走りでスタートし、笑顔で応援に応えました。最後まで粘り強く走り抜き、56位でゴールしました。

小野選手と西出選手は2年前までトライアスロンをやっていなかった女子高生でしたが、国体で満足できる走りを見せてくれました。二人は今まで一緒に練習してきた仲間でもあります。国体監督の私は、二人の頑張りに感動しました。

成年男子の部

成年男子では、大分県代表の新田選手と大学生の伊東選手が出場しました。新田選手は水泳で高い位置で泳ぎ上がり、自転車でも一生懸命に頑張りました。自転車コースは5kmを8周するもので、こちらも坂が多くて厳しかったです。新田選手は自分のペースで走り、ランニングに移りました。ランニングは新田選手の得意な種目で、速いスピードで走り始めました。最終的には19位でゴールし、満足そうな表情を見せました。

伊東選手も水泳で健闘し、自転車では苦しみながらも完走しました。ランニングでは次の期待できる選手として経験を積むことができました。

国体監督として参加した私は、選手たちが最高のパフォーマンスができるように準備やアドバイスをしてあげることが仕事でした。しかし、実際に走るのは選手たちです。彼らが自分の力を発揮できたことは、とても嬉しかったです。トライアスロンは個人競技ですが、チームワークも大切です。選手たちは互いに励まし合い、支え合いました。私もその一員として、彼らの応援をしました。国体は選手たちにとって一生の思い出になると思います。私もその一部になれたことを誇りに思います。

文責;秦

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燃ゆる感動かごしま国体レポート” に対して1件のコメントがあります。

  1. 鯰越 英夫 より:

    羽田野さんお疲れ様でした。一緒に行けなくて残念でしたが。

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