オープンウォータースイムのコツを伝授!佐賀関白木海岸でのトライアスロン練習会(5/14)レポート
この記事では、佐賀関白木海岸で開催されたトライアスロン練習会の内容や、オープンウォータースイムのテクニックについて伊東さんから教えてもらったことをシェアしたいと思います。
1.はじめに
トライアスロンはスイム、バイク、ランの3種目を連続して行うスポーツです。私は日曜日に佐賀関白木海岸で開催されたトライアスロン練習会に参加しました。参加者は一般10名とエリート選手2名でした。参加費は500円ととてもお得でした。スイムは0.9Km、バイクは20Km、ランは5Kmという距離で挑戦しました。この練習会の目玉は、オープンウォータースイムの講座でした。伊東さんはOWS日本選手権や国体に出場した経験がある凄い選手です。彼からオープンウォータースイムのテクニックを学ぶことができました。
2.オープンウォータースイム講座
オープンウォータースイムとは、海や湖などの自然水域で行うスイムのことです。
プールとは違って波や風や流れなどの要素があります。これらの要素に対応するためには、以下のことを意識するといいと伊東さんは教えてくれました。
- スタート時は、バトルに巻き込まれないように自分の位置を決める
- 強者は真ん中スタート、自信のない方は端からスタート
- 最短距離で泳ごうとする位置にはスイム強者が集まる。その中で泳力のない者が入るとボコボコになる。
- ヘッドアップをして、目標物を見つけて真っ直ぐ泳ぐ
- 目標ブイを見て泳ぐのではなく、その先のもっと大きな目標物を見ながら泳ぐ
- ブイは波で見えなくなったりする。探すの行為がロスタイムにつながる
- 遠くの目印を目標で泳ぐと、自然にブイが見えてくる
- 水面近くで息を吸うようにする
- 水面から離れすぎると波にさらわれる
- 波が高い時には、息を吸うタイミングを調整する
- プールと海では泳ぎが違うこととその対応方法
- 海泳ぎは、手で進む!キックは、使わない
- 水面(海面)から上がるキックは抵抗になるだけ
- キックはバランスを取るだけ。キックを使うとすれば、ラストスパート
- オープンウォータースイムで楽に泳ぐための練習をする。
- 早く長く泳ぐには、長い距離を泳ぐ練習が必要
- 100mを10本 サークル内で泳げても、 1000m、もしくは500mを1本をそのサークル内で泳げない大人スイマーは多い。500mを2本や、400mを3本の様な、長距離長距離スイム練習を取り入れのが効果的
- - ロスのない泳ぎは、同じ泳力の選手を見つけ追随する
- ドラフィングは、相手の視野から入るか入らないくらいの距離で
- 相手の腰よりちょい下辺りで泳ぐのが効果的
- 真後ろは相手のキックが入り危険
- 腰より前だと相手の腕が入り邪魔をされる
- 相手から邪魔だな~と思われつつも、相手が手出し出来ない距離での追随は、相手もプレッシャーに感じる
伊東さんはとても親切に質問に答えてくれました。彼の実際の泳ぎは海から浮いてるような泳ぎ方でした。エリート選手からの生講義、良い経験となりました。
3.レース形式練習会
レース形式の練習会では、ウェットスーツを着ましたが、海水温が低くて寒かったです。でも、伊東さんのアドバイスを思い出しながら頑張って泳ぎました。
バイクとランでは、景色がとてもきれいでコースは平たんで風もなく走りやすかったです。
みんなルールを守って安全に走っていました。ランニングではトライアスロンならではの呼吸の苦しみを感じましたが、自分のペースで走り切りました。
4.まとめ
練習会の後にはビーチクリーンを行いました。海岸はゴミが少なくなって達成感を感じました。
練習会は12時に終了しましたが、私は練習会担当と一緒にランチを食べて帰りました。彼はトライアスロン練習会について色々なアイデアを出してやる気十分でした。参加者の皆さんもお疲れ様でした。
この記事がトライアスロンに興味を持っている方やオープンウォータースイムに挑戦したい方の参考になれば嬉しいです。
(報告 秦)